【パパ読んで!】妻の気持ち変換表-裏メッセージってこういうこと

日本語のすごさ

時間マネージメントコーチの山中真理子です。

今日は「妻の言葉の裏メッセージ」に関する記事なので
男性と女性の両方に向けて書きます。

日本語ってよく考えると
主語がはっきりしなくてもなんとなく伝わるスゴさがありますよね。

先日の投稿のように(FBでいいね300件超えました!)
誰からの申し出に対して
「大丈夫です」という答え方をしたとします。
これは、だれがどう大丈夫なのか?なんら説明していないわけで、
どう大丈夫なのかはまぁ察してよね!って世界です。

「この察してよね」は
自分と同じような環境の人といるとますます当たり前になっていきます。
なぜかというと、1から10まで言わなくてもなに不自由せず伝わってしまうから。

例えば・・・・

例えば、女友達と子連れでランチに行った時など
「トイレ行ってくるわ!」といえば、
大抵相手が察して
「ほな、子ども見とくわ」って返してくることが多い。
トイレに行く宣言をしただけで「こども」という単語すら発してないのに。

こういうことは意外とあって、

・親に子ども見てもらうお願いしたら、もれなく掃除をしてくれている
・食事に行くと、子どもが倒さないように水や危ないものは女性陣がササっとよけてくれる。
・子育てや夫の愚痴をこぼせば、4割と話したぐらいで「わかるわぁ!!」と共感が寄せられる。

要するに、察しがいいのである!

でも、これに慣れてしまうと
全く環境の違う人や性別の違う人に自分の状況や
助けてほしいことをきちんと説明するのがいつまでも上手くならない。

最近ではLINEのスタンプが発達するなど、もはや
言葉で表現しなくてもスタンプが気持ちを伝えてくれる
なんて時代になっているのだ!

 

夫がめんどくさい

夫に対して何かお願いするときに

なんで1から10まで説明しないとわかってくれないんだろう。
ああ、めんどくさい

などとと思ったことはないだろうか?

もしあるとするなら、もう「察して❤人間」になりつつあるのかもしれない。
と思ったりする。
男性は男性でどうやら妻の「察して」を「裏メッセージ」と捉えるようだ。

恐妻家の殺し屋

最近読んだ伊坂幸太郎さんの本「AX」は恐妻家の殺し屋の話。
とにかく妻の顔色を窺っている主人公が面白い。


あんまり書くとネタバレになっちゃうから本筋と関係ないところで紹介すると
妻への対応で学んだことをノートにまとめていたりするのである。

例えば

『「どうして怒っているのか?」と訊ね、
「別に怒っていない」と答えがある場合は基本的に「怒っている」』

こういう格言のような、妻への対応をまとめている。
言葉には裏に含まれたメッセージがあって、
妻の地雷を踏まないためにはそれをくみ取らねば!と思っている主人公。

「ご飯何がいい?」と聞かれたら
「なんでもいい」などとは決して答えず、作るのが簡単な献立をいくつかあげる
なんてシーンもあったりする。

これを読んでいて恐妻家レベルでもないと
自分たちが察してほしいことなんぞ全然伝わらないんだなぁとなんとなく笑えてきた。

裏メッセージ変換表

男性がそれを裏メッセージと呼ぶならそれでもいいのだけど、
そのことが意味することを察するとはどういうことなのか?を例に挙げておこう。
この変換が分かると男性はきっと女性にモテるに違いない。

例えば

今日は、疲れたわぁ

意味することの例
・今晩夕飯簡単なもんにするわ
・外食にでもするか?といってほしい
・何か手伝ってほしい

要するにただ「へぇ、疲れたんだな」などと思っていてはいけないのだ。
他にも例を挙げよう。

駅から電話で「雨降ってきたからバスで帰るわ」

意味すること
・迎えにきてくれたら嬉しいんだけど

髪切ったのよ

意味すること
・どう似合う?可愛い?誉めてー!
・私も女性なのよ!大切にして

今日、子ども見ててくれる?

意味すること
・ケガさせないでね
・ご飯食べさせてね
・できれば掃除機かけてね
・洗濯しといてくれたら助かる

廊下の電球切れたわ

意味すること
・買ってきて変えてほしいな
・電球は燃えないゴミの日だから明日出しといて

今日は私もお酒飲んじゃおっかな~

意味すること
・もう今日は片づけとかするつもりありませんから
・何も頼まないでね

最近忙しかったからな~

意味すること
・温泉にでも連れてって
・休日のご飯作って
・部屋が多少汚れていても文句いわないで

と妻はこんな風に察してもらいたいところなのである!
(上記は私の希望が入ってますけど、これが人それぞれあるわけですよ、男性のみなさま)
男性にとってはほとんど、エスパー的(超能力?読心術?)スキルに思えるでしょう。
でも、たぶん女性は「そうそう、そう思っている!」とうなづいてくれているはず。

まとめ


<女性陣へ>

ただ、結婚10年を越えて思ったのは
夫にこの「エスパー級な理解」を求めても無理だなということ。

さっきも書いたけれど、
仕事復帰する人は特に
全く環境の違う人や性別の違う人に
自分の状況や助けてほしいことをきちんと説明する必要性があるので

ここを言語化してうまく頼むことができないとしんどい事態に追い込まれる。

だから、ぜひ「察して❤人間」になりつつあるなと思ったら、
「言葉にする」を意識してみてほしい。

<男性陣へ>
妻ないし女性の言葉には常に裏メッセージがあるのである!
あるなら言えばいいじゃんと思うだろうが、
それは男性が
「愛してるなんてことさら言わぬともわかっているだろう」と思っているのとほとんど同じ次元。

自分の反応に相手が不服そうなら
「なんかしてほしいことある?」と聞いてみるのもアリ。
たとえそこで
「いちいち聞かないで自分で考えなさいよね!」などと言われようともひるまないでほしい。
余裕がないから不機嫌なのだから。

というわけで、今日は妻の気持ち変換表でした!

この記事も最近書いたので読んでみて↓

https://mamasuku.info/2017/09/05/papamama/

その「大丈夫」を今すぐやめたらいいのに!

 

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yamanakamariko

転勤族の妻で数年ごとに転勤しつつ、東京、大阪、横浜で子育てグループを土地勘なし、知り合いなし、友達もなし状態で1人ではじめ、3000人以上のママ会員を集める。 その経験を活かし、どこに行っても仕事は作れる!転勤族妻の起業という働き方をブログで発信。 現在はオンラインスクールで全国のお客様に時間マネージメントや個性を活かした働き方を伝えている。

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