時間マネージメントコーチやまなかまりこです。
心のゆとりと時間のアイディアメールです。
仲良くしているお友達。
安定した仕事を辞めて、起業して、お店を持ち、日々奮闘している人。
その彼女と以前食事をした時に
「普通で満足できるんだったらこんな大変な人生送っていない」
って話をニコニコしながらしていたんです。
それを見て林真理子さんが著書「野心のすすめ」で書いていた「走っている不幸」と「止まっている不幸」の話を思い出しました。
二つの不幸
林真理子さんが著書「野心のすすめ」より抜粋
成功したいという欲望を叶えるために必死にもがき続けていることを不幸と呼べば確かに不幸かもしれません。
仕事でも挑戦すればあれこれ苦労したり、落胆したりすることも増えます。
そんな「走っている不幸」は本人には辛くてもはたから見ていて明るい爽快感があります。
きっとどうにかなるよと肩を叩き励ましたくなってくる。
本当に恐ろしいのは「止まっている不幸」だと思います
出口がなくて食らう沈んでいるだけのモヤモヤとした不幸。
望んでいた仕事に就けず、無気力のまま、努力も何もせず「こんなはずじゃなかった」と
社会をうらやむことしかしない。
子どもを育て上げた専業主婦が生き甲斐を失い「夫と子供にささげただけの不幸な人生だった」と口にする。
自分の欲望さえ把握できない人たちは何を目指して努力したらいいのかさえ見当がつかない。
するといっそうの無力感に襲われますます不幸の濃度が高まっていくのです。
それに比べると何が欲しいかがはっきりとわかっている「走っている不幸」はいつか出口が見えてくる。
野心を持つ不幸さと健全さ
私の周りにはビューティーコンテストに出ている人や趣味や推しに没頭している人やワークワークバランスみたいなハードワーカーなど色々な人がいます。
そういう人はまさに普通や平凡に我慢できないと言ってもいいくらいなので「走ってる人の不幸」と言えるかもしれない。
でも、そういう頑張っている人たちは「現状に満足できない野心を持つ不幸さ」と「挑戦している人特有のハイテンション」の両方を抱えていて楽しそうです。
それがきっと林真理子さんがいう爽快感なんだろうと思います。
小さなことに幸せを感じたり
平凡や安定に安らぎを感じる人もいる。
不満がない人はそれを不幸だと思っていないのだからそれは「止まっている不幸」とはいいません。
選んで止まっているのだから。
でも、ひとたびそこに、他人への妬みや社会への不満などが積もって愚痴っぽくなって自分を棚に上げ始めた途端「止まっている不幸」に変わりそうな気がします。
77%の20代は出世したくない
ニュースでみた統計によると
出世欲のない20代は77%!出世したくない理由は「責任のある仕事をしたくない」がトップでワークライフバランスを重視する若者が増加傾向だといいます。
一体、野心はどこにいったのでしょうかね~。
この本の中で、林さんは野心のない若者の
「このまま一生UNIQLO着て、松屋で食べてればオッケーじゃん」
と考える想像力のなさを嘆いていました。
でも、これを若者だけの話として聞いていてはダメかも。
しみったれた女にならない覚悟
実は大人の女は金がかかります。
なにせ、UNIQLOなどシンプルな服ほど何と合わせるか?や全体の着こなし、メイク、髪の艶などで差が出てしまうから。
白髪をこまめに染めて
身体にいい食べ物を選んで
きちんと定期的に歯のクリーニングに通って
質のいい服やアクセサリーを身に着けようと思ったらやはりそこにはある程度のお金も自分を保とうする心の筋肉も必要です。
若い時のようなハリのある肉体も溌溂した雰囲気も薄れてきた今、「ラクで無理せず」を貫いてしまえばいずれは単にだらしない自分になってしまうかもしれない。
それぐらいの想像力は必要ということ。
やはり、女の美しくあろうとする野心はいずれは大きな差を生むと思うのです。
だから、私は「走っている不幸」真っ只中ぐらいの人に囲まれていようと思います。
当人たちは楽しそうに走っているのですから見ていて気持ちいい!
それに、そういう人たちの走る勇気は自分の励みにもなるから。
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yamanakamariko
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